【ジャンプラ火曜日感想】10/7ダンダダン・MADなど

この記事では本日更新されたジャンプラ作品のうち、
- ダンダダン 第212話
- MAD 34話
- 半人前の恋人 55話
以上の3作品の感想をまとめています。ネタバレを含むのでご注意ください。

いずれも主人公の決断が迫られるようなエピソードでしたね。
ダンダダン 第212話
- 久しぶりの学校
- モモの記憶喪失
①久しぶりの学校
オカルンの登校からスタート、学校での平和な日常描写は久しぶり。
かつてモモとジジがしていた霊力修行ポーズをオカルンとアイラがしている風景は微笑ましい。
ここで女王先生が回復能力持ちと判明。しかも体調の悪さを肩代わりする代償があっても助けてくれるなんて生徒思い。
女王様なのに女神様とは恐れ入ります、今後も要所で出番があるのか要注目。
そしていつものテンションでジジも登場。
モモも無事治ったことがオカルンたちにも伝わり安堵するオカルンとアイラ。
モモのために身を粉にして戦ってきたとはいえ、自分の事のように喜ぶ二人の姿が眩しい。
それはさておき、早くモモの事情も話すべきだよジジ。
ジジの性格的にいい方のニュースを先に知らせたいのはわかるけど…。
②モモの記憶喪失
オカルンたちとモモの再会シーン。
大きくは出ていないものの喜びが隠し切れないオカルンに対ししっくり来ていないモモの表情の対比が切ない。
モモの記憶喪失から来る齟齬により喧嘩を始めるモモとアイラ。
記憶無しでいつもの日常シーンを再現できるならまた仲良くできるよ、記憶が戻るまでもふつうに一緒にいよ?
受け身だったオカルンが自分からモモに話しかけに行く姿、彼の成長っぷりにジンとくる。
記憶を失ったモモ相手にオカルト以外の話はできるのか、そもそもオカルトの話題にノッてくれるのか、オカルンの真価が問われる。
ところで多分高校からの友達であるミーちゃんケイちゃんのことは覚えているなら、オカルンと出会ったてからの記憶がなくなった可能性が高い。
これは意図的なものなのか、それともなにかしらの事情があるのか。

次回は記憶のないモモ相手に奮闘するオカルンの日常回でしょうか?楽しみですね!
MAD 34話
- パノの強さ
- フラグは折られるのか
①パノの強さ
適合者四人を相手に一人で圧倒するパノ、なんと頼もしい。
ヤズール教団側は明らかに動揺していることからも彼女の強さが伝わります。
ヤズール側のキーとなりそうなのはやはりヤズールとアルダか。
だれに教えられたでもなくこの強さを手に入れたパノの過去も気になる。
果たしてヤズール側に策はあるのか、なにもなくパノが勝ってくれるのが一番いいんだけども。
それとアルダも早いとこ味方になってくれてもいいんだよ?
②フラグは折られるのか
ヤズール襲撃前の回想で思いきりフラグを立てているパノ。
しかしジョンがそのフラグに対し懸念を抱いているのが新鮮。
ジョンがパノのフラグをへし折ってくれるのか。
ただ危ないのはパノだけでなくグライアスの面々も同じ。
ジョンがパノに加勢すればグライアスの人たちに危険が及ぶ可能性がある。
パノかグライアスの人々のどちらかに犠牲が出る展開は十分にありそうで怖い。
今までも味方サイドが全員無事だったことはないので心配。
ジョンの覚醒フラグであれば大歓迎なので早く強くなれ!

ジョンの気持ちが中途半端なままだと今後の展開が不安。早く覚悟を決めて安心させてほしい!
半人前の恋人 55話
- 任せてもらえた太鼓作り
- 進太郎の留学当日
- じいちゃんの容態
①任せてもらえた太鼓作り
響子の熱意が伝わり、宮司さんから太鼓作りを任せてもらえました。
おじいさんの下で学んできた響子のこれまでの姿を思い返している宮司さんの場面から、響子の成長に感慨深いものを覚えていることが伺えます。
おそらく幼少期から見てきたであろう女の子が一人の職人として責務を果たそうとする姿に宮司さんは心を動かされたのでしょう。
このたった1ページに私も胸を打たれました。
言葉だけではなく、響子のこれまでの時間を見てきた宮司さんだからこそ、響子を信じて仕事を任せたのでしょう。
おじいさんが築いてきた信頼が響子にも受け継がれつつある描写にはグッときました。

読者が見れない時間を感じ取れる宮司さんの1コマがよかった!
②進太郎の留学当日
ついに進太郎が日本を発つ日になりました。
19年間育てた我が子が遠い地へ旅立つ姿を見送る親の気持ちとはどんなものなのでしょう。
こらえきれず涙してしまうお父さんですが他の家族は平常ですね。
弟なんかは旅行気分のようですが、実際に進太郎がいなくなってから寂しくなって「いつ帰ってくるの」なんて言いそうです。
家族で和気あいあいとしている中、響子の姿がまだありません。
ただでさえおじいさんの事や大切な仕事のことを知っている進太郎ですから気が気でない様子。
遠距離恋愛以前に響子側に心配事項が多く留学に前向きになりきれてない進太郎の姿には一抹の不安を覚えます。
ここは響子がガツンと送り出してくれると安心なのですが…
③じいちゃんの容態
時間が差し迫っているころ、響子父からの電話でおじいさんの容態が悪いのではないかと悟る進太郎のもとに響子が到着。
響子は怪我や汚れでボロボロの状態、忙しい合間を縫って来てくれたことが分かります。
目元にはクマがあるようにも見え、少し潤んでいる気もします。
そんな響子の姿を見て留学への気持ちに陰りが生まれる進太郎。
すぐに電話を返すよう頼まれていることもあり、おじいさんの容態も差し迫っている可能性があります。
進太郎よ、響子がどんな状況であっても留学にはいくべき。
でないと響子が自分を一生責めてしまうことになりかねない。
ただ万が一おじいさんに最悪の事態があったら…、進太郎も留学先で身が入らないことでしょう。
もしそんな展開になったらおじいさんのことは内密にしたまま留学を終えて…みたいなことになりそうで怖い。
何事もなく響子が進太郎を送り出して終了、ならいいんですけどね…。

なんやかんやで重い展開には転ばずに来た本作ですが、果たして…
まとめ
今日はいずれも主人公の行動が今後の展開を左右しそうなエピソードでした。
毎週連載の『ダンダダン』一強にも見えますが、隔週連載陣も注目作が多く見逃せません。
今後も火曜ジャンプラ連載陣に期待していきましょう!