【第1話感想】『羽鳥と古田の非日常茶飯事』作者は誰?面白い?
12月13日(土)よりジャンプラにて、
野々上大二郎先生による『羽鳥と古田の非日常茶飯事』が連載開始しました!
この記事では『羽鳥と古田の非日常茶飯事』がどのような作品なのか、
1話を実際に読んだ筆者の感想や魅力・面白さをほぼネタバレなしでまとめました。

今回の新連載について忖度なしでハッキリレビューするよ!
作者情報
デビュー作:『浮雲』(ジャンプNEXT!)
代表作:『無刀ブラック』(週刊少年ジャンプ)
『最後の西遊記』(週刊少年ジャンプ)

ジャンプ本誌で2回も連載経験のある方なんだ!

ジャンプラでも2本の読切を掲載しているよ。
今作は『最後の西遊記』以来6年ぶりの連載作品なんです!
こんな人にオススメ!
1話時点でのジャンルは日常もの+ちょっと不思議なファンタジー要素ありとなっています。
結論から言うと以下のような人におススメです!
- 高校生物のマンガを読みたい人
- ふつうの日常にちょっとした不思議が盛り込まれた話が好きな人

タイトル通り『非日常』を扱った作品ですね
あらすじ
「夢中なもの」が見つからない高校生・羽鳥。そんな彼がある日出会ったのは、街に潜む「面白いもの」を次々見つける眼を持つ少女・古田だった――…。少しの不思議が世界を変える、(非)日常青春譚開幕!
感想
ジャンプ本誌で2度の連載を経て、ジャンプラという新しい場所で6年ぶりの連載をする運びとなった野々上先生の本作。
『羽鳥と古田の非日常茶飯事』を読んでとくに気になったポイントを以下にまとめました。
主人公が非日常に飛び込む瞬間
夢中になれるものが見つからず退屈な人間だと嘆いていた主人公がヒロインに導かれて非日常へ踏み出す瞬間が素晴らしい。
セリフほぼなし、コマ割り・背景・演出の絵で魅せる一連のシーンには目を奪われました。
ヒロインとの会話のあとのカラーページも美しく目で楽しめる第1話となっています!

奇抜なストーリーに頼らない筆致が光る場面は必見!
主人公とヒロインのキャラクター性
懸念点として主人公とヒロインのキャラが取っつきにくくイマイチ好感を持てない印象でした。
主人公もヒロインもクラスでは浮いた存在で「普通」の人たちとは考え方が異なるところがあります。
そこがおそらく彼らの長所でもあるのでしょう。
しかし普通では考えられない彼らの言動や行動に「それはどうなの?」と思う場面がありました。
特にヒロインはその傾向が大きく、江戸っ子のような強気な口調も相まって1話の段階では良い印象を持ちにくいと感じました。

2話以降のストーリーや彼ら自身の変化によって印象が変わることに期待したいですね。
今後に期待すること
メイン二人のキャラクター性に賛否はあるものの絵やストーリーの評価は概ね良いです。
『羽鳥と古田の非日常茶飯事』2話以降の展開に期待したいことは以下になります。
- 「茶飯事」とは「ありふれたこと」という意味、今後どのような非日常がもたらされるのか
- 羽鳥と古田にラブコメ的展開はあるのか、それとも友情路線で行くのか
- メイや佐藤、山田は今後も目立った出番があるのか

ジャンプラでは初連載、良い軌道に乗れるといいですね
世間の評価
ジャンプラでのPV数はここ数ヶ月の新連載の中では最低クラス。
土曜日のランキングで4位にとどまっていることもあり新連載としてはインパクトに欠ける出だしとなっています。
そんな『羽鳥と古田の非日常茶飯事』1話の読者の反応は以下のようなものが見られました。

最近の新連載はほぼ1位取れてたからあまり目立ててないような…

1話のPV数でここ数ヶ月中最低だった『一旦カフェにしませんか?』を下回っていますがそもそも低いわけではないので様子見ですね。
まとめ
12月4本の新連載のうちの第1弾となった本作。
先月から連載が始まった『生活マン』をはじめ、人気・話題作が多い土曜日での連載。
そんな土曜日のジャンプラで『羽鳥と古田の非日常茶飯事』は存在感を示すことができるのか?
2話以降の展開に期待したいですね!
気になった方はぜひ読んでみてください!
▼『羽鳥と古田の非日常茶飯事』1話はこちらから読めます▼
