【ジャンプラ】4巻までに打ち切られてしまう連載の基準【考察】
ジャンプラでお気に入りの作品を見つけてもすぐに打ち切られてしまう!
そんな経験はありませんか?
- 順位は低くないのに…
- コメントは賑わっててファンが多そうだったのに…
上記のように思っている人も多いはず。
しかしジャンプラの打ち切りは各曜日での順位の高さやコメント数はほぼ関係ありません。
この記事ではジャンプラ作品が打ち切られてしまうおおよその基準をまとめました!
単行本2巻の壁
週刊少年ジャンプでは2巻で打ち切られてしまうことがよくあります。
しかし、ジャンプラにおいて2巻しか出せず打ち切りになる可能性は低いです。
なぜなら以下の基準を満たせない作品がほぼないからです。
- 1話のPV数が極端に少ない(3日間で50万以下)
- 2話のPV数が1話の半分以下まで減少(3日間)
なぜ3日間なのか
ジャンプラのアプリを開くと曜日ごとのランキングとPV数&コメント数が表示されています。

このPV数&コメント数は更新から約3日間の数字が反映されています。
4日目以降は数字が増えてもこの画面には反映されません。
そのためこの初動の3日間で稼げるPV数を使うのが分かりやすいという考え方です。
次に2巻打ち切りと思しき作品と数字の具体例を見ていきましょう。
モシュネプロジェクト
- 1話のPV数が3日間で約43万(2026年連載開始作品で現状唯一の50万以下)
- 2話のPV数が3日間で約17万と1話の半分以下まで減少
本作はジャンプラの連載オーディション大賞受賞作です。
同じく別年度ではあるものの大賞を受賞した『震える右手』『殺戮ロボと人のマナカ』のように短期集中連載の可能性もあります。
しかし2巻完結の短期連載でも元から予定されていたものは発売日をズラすことが一般的です。
その点モシュネプロジェクトは
- ジャンプ本誌の打ち切り作品のように2巻同時に発売
- 連載開始時の表紙や作者のX等で短期連載である旨を公表していない
『一旦カフェにしませんか?』『時間の神様』と同じく上下巻表記でしたが、
上記の作品は最初から短期集中連載であることを告知、かつ発売日も上下でズラしていました。
以上のことからモシュネプロジェクトは打ち切りだったのではないかと思います。
チャックび〜んず
- 1話のPV数が3日間で約40万
(2025年連載開始作品で短期集中連載を除くと唯一の50万以下) - 2話のPV数が3日間で約27万と耐えてはいるが2話のPV数としては低い水準
純度100パーセントのギャグマンガで人気を出すのはかなり厳しかったようです。
PV数は20万弱を保っており最低クラスではない、かつ維持率も悪くはありませんでした。
しかし売上は予想を超えることなく低い水準だったので打ち切りとなりました。
ラブイズオーバーキル
- 1話のPV数は3日間で約64万と悪くはない数字
- 2話のPV数が3日間で約31万と半減
こちらもギャグ要素の強い作品。
1話のPV数は悪くなかったのですが2話での下落幅が大きかったです。
中盤以降は『チャックび〜んず』と同水準だったことを考えると読者の離脱率が高かったことがうかがえます。
ドリブルヌッコあーしちゃん
- 1話のPV数は3日間で約60万と悪くない数字
- 2話のPV数が3日間で約20万と3分の1まで大きく下落
こちらはサッカー要素を含んだ中学生のラブコメ作品。
特筆すべきは2話のPV数が半減どころか3分の1まで落ちてしまっていること。
主人公の口癖や物語自体の整合性のなさなど不評コメントが目立ち離脱率が高くなってしまいました。
その後のPV数は10万にすら届かないなど最低クラスで2巻打ち切りとなりました。
例外『限界OL霧切ギリ子』
- 最初はインディーズとして連載
- 1話は約65万と悪くはなかったが2話で約24万でほぼ3分の1まで減少
- 3話以降はすべて20万を下回っておりインディーズの中でも低め
- 2025年3月現役インディーズ連載としては3作品目の単行本発売、売り切れ続出
- 2026年2月17日から通常連載に移行
- 2026年3月に第2巻発売、5日間で約6600部を売り上げオリコン48位に
上記の通り『限界OL霧切ギリ子』は単行本が売れているのでPVが低くても連載が続いています。
本作はインディーズ連載以前からジャンプラのメイン読者層とは違うファンを獲得しています。
そのため他作品がジャンプラでギリ子のような低PVかつ高売上を出すのは難しいでしょう。
単行本4巻の壁
ジャンプラ作品の半数以上は4巻の壁を越えられず連載終了してしまいます。
これは毎月新連載を投入するジャンプラにおいて、
連載枠を空けるためにある程度高いハードルが設定されているからだと思われます。
3巻の壁はないの?
実のところ、3巻と4巻で終わる連載には明確な差があまりありません。
3巻止まりの作品よりPV・売上が低いにもかかわらず4巻まで出せている作品もあります。
読書離脱率(最後のページまで読まずに途中で離脱する)など読者から見えない指標もあるのでそれが絡んでいるのかもしれません。
そのため3巻の壁は飛ばし、4巻の壁の解説とさせていただきます。
4巻打ち切りの基準
3巻の場合と同じく、4巻終了作品と5巻終了作品で大きな差がない作品はいくつかあります。
そのため4巻で終了した作品と5巻で終了した作品の数字を比較。
5巻を出せている作品の最低基準を満たしていないものを4巻打ち切りの基準としています。
- 4話以降の3日間平均PV数が30万を下回っている
- PVを覆せるような売上を出せていない
ここからは上記の基準によって打ち切られた作品の例を見ていきましょう。
野球・文明・エイリアン
- 1話のPV数は3日間で約58万と高くはない
- 2話のPV数が3日間で約41万と読者の離脱率は低め
- 4話以降はPVが30万を下回っており、単行本も売れず4巻で終了
主人公とヒロインが他惑星に転移し、宇宙人に野球と文明をもたらす異色作。
1話のPV数はあまり高くなかったものの離脱率は低く、一定の読者は定着していました。
ただ5巻以上出せるほどのPV数や売上はなく、4巻で幕を閉じました。
セイレーンは君に歌わない
- 1話のPV数は3日間で約60万と悪くはない
- 2話のPV数が3日間で約37万と読者の離脱率も許容範囲
- 4話以降はPVが25万を下回っており、単行本も売れず4巻で終了
亜人保安官の少年とセイレーンの少女によるバトル&ラブコメ作品。
4話以降のPV数が下落の一途をたどり売上も低く4巻完結となりました。
本当に打ち切りだったか
ジャンプラにおいてはジャンプ本誌のように明確に打ち切りだったのかを判断しづらい場合があります。
例えば『正反対の君と僕』は人気&売上を見ても20巻以上は出せるポテンシャルでした。
しかし実際は8巻という短さで終了しています。
これは人気や売上の問題ではなく、作者自身が綺麗に終わらせることを優先した結果です。
ならば4巻までに終了した作品の中にも円満だったものがあるのではないか?
そう考えられるでしょう。
ですが本記事では作者や編集部があらかじめ連載期間について言及していないかぎり、打ち切りだったものとして扱っています。
まとめ
この記事ではPVや売上など読者からも見ることができる数字を基準として4巻までに打ち切られる作品の基準を考察しました。
紙面とは違い無料で読めてしまうからこそ後からの浮上は難しい。
ですから初動でどれだけPVを稼げるかが重要であるかがよくわかると思います。
実際ジャンプラでは売上が低くても高PVのおかげで5巻以上出せている作品も多いです。
売上度外視でPVを稼ぐ・PVは低いが売上を出す…どちらもハードルが高いですよね。
読者にできることは限られますが、私たちが読むことで確実に作家の方々の応援になります。
下手に気負わず、楽しんで推し作品を読んでいきましょう!
