アニメチェンソーマン総集篇とテレビ放送版を比較＆変更点まとめ
miteirubouzu114
劇場版チェンソーマンレゼ篇の公開を前にアニメチェンソーマンの総集篇が配信され、原作ファンからかなり高い評価を受けています。
しかし総集篇を見ただけでは放送版との変更点がよくわからない箇所もたくさんあります。
そこで今回は、
アニメチェンソーマンのテレビ放送版と総集篇の違いを比較し変更点をまとめました！
ぜひ総集篇を見る際の参考にしてください！
本当に多くの変更点があるから総集篇を見る前に知っておきたい人、見た後に確認したい人はぜひ読んでね！
目次
ここが違う！総集篇で良くなったところ！
①「俺達の邪魔ァすんなら……」
やはり多くのファンが第一に挙げた改良点はここ！
原作第1話の終盤、ポチタの命によって復活したデンジが再びゾンビに襲われそうな場面で発した「俺達の邪魔ァすんなら…」のデンジのセリフ。
この「俺達」をアニメ第１話ではまさかのカット、結果原作ファンから不評を買っていました。
この「俺達」にはデンジとポチタ二人の想いや意思が乗っかっているのですから、そこを無視するようなセリフのカットは多くの反感が生まれても仕方がなかったでしょう。
そんな声を受けてか、
総集篇では「俺達の」が追加され原作通りになりました！
またセリフの追加に合わせて、
戸谷菊之助さんの演技も新録されています！
放送版より語気が強くなり迫力が増していました。
原作のデンジのテンションだと興奮した！
②銃の悪魔上陸による犠牲者
原作13話、”銃の悪魔”を倒したらなんでも一つデンジの願いを叶えると宣言するシーン。
最初はコメディチックでしたが、銃の悪魔出現による被害とアキの過去が同時に明かされ一気にシリアスムードに。
原作では銃の悪魔が各国に上陸していた時間、およびその影響による犠牲者数が掲載されていましたが、放送版では何もなく背景だけが映されていました。
今回の総集篇では原作通り犠牲者数の字幕が表示されています。
字幕なしよりも緊迫感が増し、銃の悪魔の恐ろしさがよりリアルに感じられました。
③未来!!最高!!
原作31話の終盤に登場した個性の強すぎる”未来の悪魔”。
タツキ先生が描いた彼の生き生きとした動き、主張の強い吹き出しと「未来最高」の言葉。
多くの読者はハイテンションで「未来最高」と叫ぶ彼を想像したでしょう。
しかし、放送版の彼は意外にもクールでやや静かな印象を受けました。
こちらも視聴者の反応を受けてか、
総集篇では「未来最高」と叫ぶ彼の声は高く上ずり、明らかにテンションが上がっていました。
また一部カットされていたセリフが追加され原作通りになったことで、
ここ一連のセリフはほとんど新録されていました。
④「天国まで聞こえるか？」
原作38話かつアニメ最終話の大詰め、サムソを撃退し捕らえている場面。
犠牲になった姫野先輩たちの復讐にサムソの玉金を蹴り上げるデンジとアキ。
この蹴り上げられた時の玉金の効果音が変更されました。
放送版は一度音が鳴って終了でしたが、
総集篇では長い時間何度も反響していてコメディ感がアップしています。
サムソの悲鳴とともに映る空。アキのモノローグ「オレ達からアンタへの鎮魂歌だ」。響く玉金の音。
最高です！
お線香をあげたあとに鳴らすおりんみたいに清らかな響きだった…
音響や演出も良くなった！
音響
- キャラクターのセリフがクリアになり聞こえやすくなった
- 環境音や戦闘の効果音などが大きすぎる箇所が適正値に
- 1話でデンジが刺されるシーンで肉が抉れる音が鮮明になっているなど、細かい修正点がいくつか見受けられる
演出
- 冗長なシーンをカットし必要な部分のみを抜き出してテンポよくコンパクトに（これはあくまで総集篇だからであり、テレビ放送時のような尺調整が不要である部分も大きいと思います）
- BGMの変更やカットがかなりあり、例えばアニメ最終話でゾンビにツッコんでいくパワーの戦闘シーンが真面目なBGMからコミカルなものに変わるなどより場面に合ったものになっている
総集篇で変更になった箇所一覧
ここからはテレビ放送版の話数ごとに区切り、
総集篇で変更になった箇所を列挙してまとめました。
かなり細かく数も多いから参考程度に見てね！
1話 犬とチェンソー
- 冒頭、デンジが夢の中で扉を開けようとするところ、目が覚めてから家を出て森を抜けるシーン（アニオリ）までをカット
- デンジが残りの借金を確かめているとき、悪魔に反応し吠えているポチタの向きが左向き（原作通り）から右向きに変更
- 「悪魔を一体殺せばだいたい３０万」（原作通り）のセリフカット
- トマトの悪魔からチェンソーを引き抜く前に民家が映るシーンカット
- デンジを雇っていたヤクザが報酬額を伝える場面のセリフ「管理調整費（アニオリ）」カット（アニメで追加された事務手数料はそのまま）
- ヤクザの子分がデンジにタバコを食わすために車を走らせるシーンの一部カット
- 「１００円やるよ」のシーンで子分がにやけるシーン（アニオリ）カット
- 「夢ェ叶うなら～」から幼いデンジが父親の墓前にいる回想に入るまでの流れを短縮。回想始めのデンジが墓前にいるコマ（原作通り）をカット。
- 同回想シーンのBGM変更
- ポチタが幼いデンジの腕をかむまでの歩くシーン（アニオリ）カット
- 回想が終わって町が映る場面カット
- デンジが血を吐いてから母親の話をするシーンにBGM追加（廃工場でデンジが刺されるまで続く）
- ヤクザに呼ばれデンジが息をもらすシーン（アニオリ）カット
- ヤクザと車に乗り道路を走るシーンをいくつかカットし短縮
- デンジ「夢くらい～」のあとに空の月が雲に隠れるシーン（アニオリ）を移動（放送版は工場到着後）、および廃工場にたどり着くまでの車が走るシーン（アニオリ）カット
- 廃工場の入り口付近で車を止めるシーンカット（工場はそのまま映る）
- 工場内を進むデンジ「見当たらないっすけど（原作通り）」カット
- ヤクザの親分に向かって「あっもしかしてもう帰っちゃったとか（アニオリ）」と言うシーンおよびセリフカット
- デンジが刺されたときの音がドスッ（人にぶつかられたような音）から鋭い金属音に変更、肉が抉れるような音もより強調されている。
- デンジとポチタが刺されカメラが引きになるシーンカット
- デンジがゾンビに襲われるシーン大幅カット・短縮、該当シーン中のセリフや叫び声（アニオリ）もカット
- 改変されていたデンジ最期のセリフ「金持ち～」が原作通り「普通の生活を～」に変更。原作通りだった「んな事も～」も含め新録。
- デンジが入ったゴミ捨て場が映る前の夜空の月が浮かぶコマ（原作通り）カット
- デンジの首がアップになり口から血が流れるシーン（原作通り）カット
- ポチタの回想BGM変更
- 自分が死んだ後の心配を丸太に座ってポチタに話すシーン、カメラが引き・寄りになるタイミング変更
- デンジとポチタが同化する場面、BGMが前の回想シーンから継続（放送版は無音）
- ポチタがデンジの心臓になったときのBGMをカットし無音に。
- デンジが立ち上がりゾンビの群れに向いているコマ（原作通り）カット
- 「俺も同じか」のあとの改変されていたセリフを原作通り「ポチタがいりゃあ～」に変更。
- 「悪い事じゃねえけど」（もしかしたら「みんな夢見ちまう～」あたりから）新録。より感情が伝わる演技になっている。
- カットされていた「俺達の」が追加され原作通りに、演技の迫力も増している。
- ゾンビがデンジに群がってからチェンソーマン登場、戦闘シーンまでのいくつかのシーンをカットし短縮
- マキマが工場に訪れるまでの背景、工場に車を停車する、マキマたちが工場に入りこむシーン（アニオリ）カット
- マキマ「これキミがやったの？」から原作通りの「キミがこれやったの？」に変更
- 「抱かせて」と言うデンジの向き、デンジが人間に戻るときの向きを右向きから左向き（原作通り）に変更
- 倒れそうになるデンジを抱き寄せるマキマの向きを左向きから右向き（原作通り）に変更。
- デンジが元に戻る時に映るゾンビの惨状の場面カット
- マキマが朝食の内容を話し、デンジが「最高じゃあないっすか」と漏らすまでに挟まれていたマキマの美しい見下ろし画と「ん？」（ともにアニオリ）がカット
2話 東京到着
- 冒頭、マキマがデンジの名前を聞く～朝食の間にあったデンジ犬扱いの流れカット
- マキマが半裸のデンジにジャケットを手渡す際のデンジの「えっ」とデンジの片目がマキマを覗くシーンカット
- デンジがマキマに倒れかかった際の「デンジ君大丈夫？」から付き人の「いくらでしょうか？」の流れ（アニオリ）をカット、「キミ大丈夫？」に短縮。カットシーン中にあったデンジ「いい匂い」は「キミ大丈夫？」の前に配置し、原作通りの流れに
- マキマ「特別に鼻が利く」からのデンジのハッとする瞬間カット
- 放送版ではマキマ「体から君と悪魔～」のセリフからデンジにカメラが切り替わっていたが、総集篇はマキマをそのまま映し続けている
- 「デンジ君みたいな人」でデンジがハッとする瞬間カット
- デビルハンター東京本部庁舎到着前、マキマの「デンジ君みたいな人」を反芻しているデンジのシーンカット
- デビルハンター東京本部庁舎に到着した際、当該建物名称の字幕追加。日本国旗がはためくシーンカット
- ごねているデンジのネクタイをマキマが結ぶシーン短縮
- マキマにネクタイを締めてもらい顔を赤らめている可愛いデンジカット
- アキが初めてデンジを殴るシーンにＢＧＭ追加、アキの股間を蹴り上げるところで無音になるが、放送版はここからＢＧＭが流れる
- 「金玉の悪魔に～」のシーンにＢＧＭ追加、「悪魔として処分～」まで。放送版では「特別な対応～」からＡパート終盤までＢＧＭあり
- アキ「俺の命の恩人だ」からデンジが思いをはせるマキマのシーンに若干変更あり
- Ｂパート開幕のジャムシーンにＢＧＭ追加
- 風呂で歌っているデンジの歌が原作通りの歌詞に変更
- 魔人遭遇時のＢＧＭ変更、終了タイミングは同じ
- アキ「俺の家族は～」からのＢＧＭ変更、終了タイミングはほぼ同じ
- 「デンジの夢を～」のポチタ回想が口パクありから止め絵に変更
- ポチタの回想に返事をするシーンからＢＧＭを前倒し、放送版では「風呂も毎日は入れて～」から流れる
- 「その言葉覚えとくぜ」のアキの回想が口パクなしの止め絵に変更
- 「あいつらは家族を～」から「マキマさんは～」の間にあったデンジの歩くシーン＋「んっ」カット
- 「魔人がデビルハンターなんて～」のシーンで放送版は胸の存在に気づいたデンジのシーンが挟まれているが、総集篇ではカットされ最初からパワーの胸にフォーカスされている
- 「まあいいかよろしくなあ」後のアキの表情カット
- 「人間早くなんか～」でデンジを叩くまでにあったパワーが動き回るシーンカット
- 放送版では「まあいいかよろしくなあ」の直後にまとめて特異4課の件がマキマから説明されたが、総集編では原作通りパトロール中にマキマの回想を挟む形に変更
- 上記の変更により、パワー初登場時に流れ始めるＢＧＭの長さが異なる
- パワーが血の匂いを嗅ぎつけ走り出すシーンのＢＧＭ開始タイミングが異なる
- パワーがナマコの悪魔を叩き潰した後のビルから見下ろすデンジ（２話終盤）カット
3話 ニャーコの行方
- 冒頭10秒ほどの悪魔討伐現場の喧騒カット
- パワーがマキマにビビる場面からＢＧＭ追加
- 放送版ではカットされた「俺言ってないです」のセリフが追加され原作通りに。それに伴い当該シーンにマキマの表情カットを追加（新規ではない）
- 同じくカットされていた「名誉なんとか罪」のセリフが追加。上記含め当該シーンのセリフは新録されている
- 「ワシとかなんじゃとか～」のデンジのセリフカット
- 自販機のいくつかの場面をカットし短縮、それに伴い「胸を揉みたいと～」のセリフ位置が異なる
- 「胸を揉ませてやる～」で流れるＢＧＭ変更
- パワーの外出手続きを終えてデンジが立ち上がるシーンカット
- マキマが偉い人に呼び出された場面、最後の扉のコマ（原作通り）カット
- アキがマキマを車に乗せ運転しているシーン短縮
- パワーとデンジがバスを降りて歩くシーンカット
- 「チェンソーになれる～」の流れカット
- パワーが気絶したデンジを運ぶシーン短縮
- コウモリ邂逅シーンのＢＧＭ変更
- Ｂパート最初の7秒ほど（アニオリ）カット
- ニャーコの回想ＢＧＭ変更
- 牛の乳しぼりカット
- コウモリがニャーコを手でつかんで捕まえるシーン（アニオリ）カット
- パワーがコウモリに飲み込まれる瞬間カット
- 「ポチタがいなくなった時が～」の回想ＢＧＭ変更
- チェンソーマン変身シーンのＢＧＭ変更
- 逃げ遅れた老人と子供のシーン（アニオリ）カット
- 戦闘シーン若干短縮
- コウモリを切り倒した後（3話終了まで）の10秒ほどカット
4話 救出
- パワーが牛や野生動物を喰う回想短縮
- BGM変更、放送版では４話開始すぐに流れていたが、総集編はニャーコが捕まってから
- パワーが一度目覚めニャーコが生きていることを確認、再びまぶたを閉じ再度目を開けるとデンジの顔がある一連の流れ（アニオリ）カット
- ヒルの悪魔の登場から戦闘シーンに至るまでの流れ若干短縮
- アキがマキマに事の顛末を報告するシーン２分ほど（アニオリ）カット
- アキ（＋デンジ）のモーニングシーン２分ほど（アニオリ）カット
- パワーがアキ宅に襲来するシーンのBGM変更
- 順番が逆になっていた「風呂はたまにしか～」「糞はたまにしか～」の順序が原作通りに変更。「入れ」「流せ」も新録
- アキが洗濯物を取り込むシーン（原作にはない）カット
- パワーがトイレに入ってから便座に座るまでのシーン（アニオリ）カット
- 揉め!のシーンBGM変更
5話 銃の悪魔
- 冒頭１０秒ほどカット
- 胸パッドが落ちるシーンで放送版はBGMが始まり、総集篇はBGMが終わる
- 朝食シーンで朝食プレートのアップ画やパワーのセリフ（アニオリ）カット
- マキマのもとへ向かう呆けたデンジと小学生なパワーカット（原作2コマセリフ無し）
- マキマとのシーンで本が崩れ落ちる、背景の本棚の場面カット
- デンジがマキマのセリフを反芻するシーンに挟み込まれていたマキマの「んっ」カット
- マキマが銃の悪魔のことを語り始めるシーンにBGM追加
- 銃の悪魔出現時の世界情勢の説明が原作通りに変更（放送版は短めに要約されていた）、それに伴いセリフが新録になり、口パクもセリフ通りに修正
- タイヨウと銃の悪魔の回想シーン短縮
- 原作にあった銃の悪魔による被害状況の字幕が追加
- 「銃の悪魔を少しでも～」のセリフにおいて、放送版で省略されていた「全ての国が」「凶悪」を追加した原作通りのセリフに変更。
- デンジの「まあ…なんていうか俺が」の「なんていうか」をカット（放送版で追加されていた部分のみをカットし原作通りに変更）
- マキマが銃の悪魔の肉片を見せる際、放送版では「これは集めた～」や「移動速度が～」と主語が省略されていたが、「これは私達が集めた～」「銃の悪魔は移動速度が～」と主語を追加し原作通りに変更
- 放送版で省略された原作の「この肉片は肉片同士で」を追加
- 「元の体の場所に」のあとに省略されていた「再生して」を追加し原作通りに変更
- 銃の悪魔の肉片を発見したアキの「その先にヤツが～」の場面で少年のアキが一瞬映る演出がなくなっている。（ここは放送版の方が原作に準拠している）
- 上記シーンのBGM変更
- 森野ホテルへ移動中のマキマのセリフ「民間のデビルハンター～」で省略されていた「しているみたいです」を追加し原作通りに変更
- 放送版で省略された原作の「銃の悪魔の肉片に動きあり」を追加、これに伴い「おそらく銃の悪魔の肉片を～」となっていたセリフを「おそらく肉片を～」と原作通りに変更
- 放送版で省略されていた「悪魔が」を追加し、「このホテル内のどこかに悪魔が潜んでいる」と原作通りに変更
- 「それもこれはただの～」から原作にない「これは」を省略。
- 省略されていた「銃の悪魔の肉片が吸い寄せられている」を追加、それに伴い「銃の肉片を食べた悪魔がいる」を「肉片を食べた悪魔がいるってことだ」と原作通りに変更
- デンジの疑問を否定したアキの返答に「へえそうなんだ」と言っていたデンジのアニオリセリフをカット、同部分のアキの表情画もカット
- 姫野の「キスしてあげま～す」のあとアニオリで挟まれていたアキのワンシーンをカット
- 上記シーンのBGM変更
- デンジが脳内に浮かべたマキマの回想を短縮し、一コマのみだった原作と同じカットを採用
- デンジが廊下を早歩きするシーンのうち、ホテル廊下の場面省略。
- アキと姫野の出会いの回想でカラスが上空を飛んでいるシーンカット
- 「アキ君……来る」でホテル廊下が映るシーンカット
6話 デンジを殺せ
- 冒頭１５秒ほどカット、BGM変更
- アキが窓の向こうの部屋まで歩いていくシーン（アニオリ）カット
- 全員が集まる部屋のベッドで寝るデンジの寝顔が映る回数が一回減る
- パワーのノーベル賞の流れにBGM追加
- 姫野とアキのタバコにまつわる回想の始まりからアキがガムをつける流れ（原作通り）までカット
- Aパート終了間際、部屋の扉を開けたときのコベニの「デンジ食わせろ」のシーンをカット、廊下に出るタイミングに合わせて同セリフを発言
- コベニと荒井のコントで大きくなった永遠の悪魔がデンジたちを追いかけてくるシーンのBGMカット
- 永遠の悪魔のセリフ「お前たちの死は確定した」追加し原作通りに
- ホテルが傾くシーンではまだBGMを流さず、永遠の悪魔が目下で語りかけるシーンから変更されたBGMが流れる
- デンジが永遠の悪魔のところに飛び降りるシーン短縮（放送版はここで6話終了なので長めに作られている）
7話 キスの味
- 冒頭の２０秒ほどカット（前話終盤の繰り返しのため）
- デンジと永遠の悪魔の戦闘シーンで『刃渡り2億センチ』が流れる際、放送版はアバンとともにBGMも終わるが、総集篇はボーカル付きでサビまで流れる
- Aパート開始直後の姫野たちがデンジらを見下ろすシーン（アニオリ）カット
- 姫野の回想に入る前にあるデンジらの戦闘シーンカット
- かつてのバディの墓参りをしている回想のシーンをいくつかカットし短縮
- アキを民間に誘う回想のBGMカット
- アキを民間に誘う回想でカットされていた「民間だから強い悪魔と～」が追加され原作通りに、これに合わせアキが質問に答えるまでの姫野の一連のセリフが新録
- デンジが暴れまわっているところを見下ろす姫野（アニオリ）カット
- ホテルの自動ドアが開いて疲弊したデンジたちが現れるコマ（原作通り）のシーンカット
- アキと姫野が新歓の話をしている場面でカットされていた「前の悪魔事件がトラウマに～」を追加し原作通りに、それに伴いこのシーン（アキが返事をするまで）の姫野のセリフ新録
- 同シーンにBGM追加
- マキマの話題になった場面での環境音が変更
- 総集篇はここで前半終了、ED後にちぇんそーびより
- Aパート最後の居酒屋の外観、Bパート冒頭のテーブルに並んだ料理シーンカット
- 飲み会シーン冒頭はBGMカット、デンジがキスの件を持ち出してから放送版とは異なるBGMが流れる
- 「確定キスじゃん」で流れていたBGMカット
- 放送版で「俺…今日…ファーストキス～」となっていたセリフを「今日…俺…」と原作通りの順序に変更
- マキマが合流したシーンにBGM追加
- 飲み比べ大会が勃発してからのBGM変更
- カットされていたマキマの「グラス片づけて～」を追加し原作通りに
- IQのくだりで「自慢に思ってそう」に対する伏の絞りだすような「え？」（アニオリ）がカット
- 姫野とのキスシーンからBGMカット
- ポチタとの回想にBGM追加
- 姫野宅でデンジが水を求める、姫野がベッドに乗る、口に含んだ酒をデンジに飲ませるシーンは8話冒頭を採用、それ以外は7話終盤を採用
- 酒の口移しで流れ始めていたBGMカット
8話 銃声
- 冒頭で姫野が自宅にデンジを連れ込み、シャワーを浴びてから酒を飲む一連のアニオリ、および７話終盤のデンジとのやり取りで総集篇に採用されたシーン以外の約４分カット
- Aパート最初のマンション背景カット
- チュッパチャップス発見から居酒屋回想に移るときに画面暗転を追加
- 回想シーンのBGM前倒し＆変更
- 床で寝転んでいるデンジに格子窓の影が落ちている（放送版は格子の影がない）。
- デンジと姫野の同盟シーンにBGM追加
- マキマの付き人が後ろの車両からマキマの隣に座るまでに聞こえていた新幹線の走行音が静かに。
- 新幹線が走り雑草が揺れるシーンカット
- マキマたち撃たれるシーンでBパートから始まるBGMを前倒し、放送版より音程が低め
- 道路、横断歩道などの背景シーンカット
- サムソとの戦闘BGM変更
- サムソがカースにとどめを刺されるまでのシーン短縮、とどめを刺すときに肉をつぶすような音追加
- アキが斬られてから流れるBGＭのタイミングがやや遅い
- 姫野が命を懸けるシーンのBGM変更（それまで流れていたBGMを継続）
- 姫野の体が徐々に失われ始めてからヘビが帰るところまでの流れは９話序盤の方を採用しているため、８話終盤はカット
9話 京都より
- 幽霊の手がデンジのロープを引く場面にＢＧＭ追加
- OP前のデンジがサムソに飛び掛かるシーンカット
- OP前に流れていた『刃渡り２億センチ』カット
- 沢渡の仲間が援護しに来るまでの戦闘シーン短縮
- モブがデンジに蹴られて呻く（放送版は無声）
- サムソ戦のBGM変更（デンジ復活時からのBGMを継続）
- サムソが人間に戻るシーンのBGMカット
- 犠牲になった公安デビルハンターたちの映像をコマ送りにして短縮、BGMカット
- 京都駅ホームのシーン短縮
- 乗客が新幹線から逃げ出るシーン（アニオリ）カット
- マキマがホームに降りた際、放送版で入れ替わっていた黒瀬と天童のセリフが原作通りに
- 上記シーンのBGM変更
- 京都駅を出てから黒瀬、天童、マキマの２０秒ほどのやり取り（マキマはセリフ無し）のアニオリカット。
- Ｂパート開始から囚人が輸送されるシーンやマキマが神社で着替えをするシーンなど１分半ほどのアニオリカット
- 沢渡「あの女」からマキマの粛清が終わるまでのシーンを短縮
- 荒井がコベニをかばって撃たれるシーンのBGM変更
- コベニの戦闘シーン短縮
- コベニの回想短縮、BGM変更
- 円が辞表を提出するシーンを若干カットし短縮
- マキマが円を背に歩き出そうとしたときに黒瀬の声が漏れる（放送版は無声）
- マキマたちがエスカレーターを降りるシーン短縮
10話 もっとボロボロ
- 冒頭のテレビニュースを切るタイミングが早い
- アバン、いくつかのシーンをカットし短縮
- アキが刀を抜くときの音を追加（放送版は無音）
- アキがタバコに火を付けようとして姫野を思い出すシーンのBGMカット
- デンジが姫野を思い出すシーンのBGM変更
- アキの病室に入る時の天童の「失礼します」のイントネーションが標準語に変更、以後もほぼ変更されている
- 天童「一回うちら～」から原作通りの「一回私達～」に変更、それに伴い病室での天童及び黒瀬のセリフ新録
- 岸辺とのじゃれあいにBGM追加、デンジとパワーが足をじたばたさせるシーンカット
- アキの病室での黒瀬や天童のセリフが関西弁から原作通りの標準語に変更、それに伴い黒瀬のイントネーションは標準語になったが、天童は関西弁のまま
- 天童「私達は～」が原作通りの「ウチら～」に変更
- デンジらが夜の道路を歩きながら帰るシーンをいくつかカットし短縮
- Ａパート終盤でデンジらが頭脳で盛り上がる中追加されたアニオリの会話シーンカット
- 岸辺戦のシーンをいくつかカットし短縮、BGM変更
- 「狩人の言葉を～」シーンのBGMカット
- 赤いエスカレーターでの黒瀬「結構惨い」を原作通りの「結構な惨い」に変更
- 天童「必要やろ」から原作通りの「必要でしょ」に変更
- 建物内を歩くシーン短縮
- 姫野の妹から受け取った手紙を読む回想シーンのBGM変更
- アキが未来の悪魔がいる部屋へ入っていくシーンは１１話の冒頭を採用したため１０話終盤はカット
11話 作戦開始
- 冒頭、暗闇から未来の悪魔の目が覗いてくるシーン（原作通り）カット
- 未来の悪魔の「未来最高」からアキの頭を腹に突っ込ませて高笑いするまでの演技変更、放送版の静かでクールな感じから、声が高く上擦りテンションが高めに
- 「契約はこうだ」から「お前の力に～」までは放送版と同じ
- 未来の悪魔との対峙シーンにBGM追加
- 「それだけでいいのか～」からまた新録
- カットされていた原作の「オマエの未来をこの目で～」のセリフ追加
- 「未来で最悪な～」の部分が新録
- 場面が切り替わり、デンジがふっ飛ばされるシーン（アニオリ）カット
- マキマと岸辺の料亭でのシーン、BGM変更、流れるタイミングも変更
- サムソたちが身を潜めているシーンのBGMカット
- 黒瀬の「～やろし」のような関西弁のセリフが原作通り標準語に
- 車の走行音にかぶって聞こえづらかったアキの声がクリアに
- 黒瀬がコーラを投げ渡した後「キミの事～」が原作通り「キミん事～」に変更、これに伴い「アキ君～」から新録
- 黒瀬「特異課にはまともな奴は～」が原作通り「特異課にまともな奴が～」に変更、ここは若干関西弁のイントネーションが残っている
- Bパート始まりのマキマとヤクザの場面にBGM追加
- マキマ「他の組の方のも～」から放送版では違うBGMが流れていたが、総集篇では上記BGMを継続
- 警察がビルを包囲しているシーンでBGMカット（放送版は上記BGMを継続）
- デンジ「アぇ～」（原作通り）のあと、コベニ「帰りたい」から再び「帰りたい」と言うまでのデンジ、パワー、コベニの会話シーン（アニオリ）カット。
- Bパート開始時のデンジたちがビルに入るシーン（アニオリ）カット
- 岸辺「特異4課はほとんどの～」のセリフ場面にBGM前倒し
- 天使「戦うよりは～」（原作通り）のあと、アキ「お前ら～」からアキが単独でビルを探索し、ヤクザと戦闘になる前にマキマのアシストを受ける1分半ほどのアニオリカット
- 隠し通路のようなところでアキが沢渡のところまで歩いていくシーン短縮
- ヘビが幽霊の悪魔を吐き出す場面で放送版と異なるBGM開始（放送版ではマキマのアシストシーンからBGM継続）
- 攻撃をかわしつつ敵と対峙するアキの場面などをカットし戦闘シーン短縮
- 11話終盤の10秒ほどカット
12話 日本刀VSチェンソー
- 冒頭の数秒カット
- 姫野の回想BGMカット
- アキ「骨が腐るから吸わない」を原作通りの「骨が腐るからいらない」に変更
- 回想明けの戦闘の惨状を映す数秒カット
- 満身創痍のアキが幽霊の悪魔と対峙している場面をいくつかカットし短縮
- 幽霊の悪魔がアキにタバコを差し出す動作に効果音追加
- タバコを受け取るシーンのBGM変更
- Easy revenge!（タバコ）がアップになる場面カット
- アキが歩き出し「幽霊の悪魔には目が～」の独白が始まるタイミングが放送版は幽霊の悪魔の下を潜り抜ける前だったが、総集篇は潜り抜けたあとになり原作通りに
- 上記に伴い放送版ではアキの独白後に発せられた沢渡の「はあ!?」も、原作通りアキの独白前に変更
- さらに「目がないから～」で幽霊の悪魔の顔がアップになる場面も前後入れ替わる
- アキ「もうすぐ俺も～」にてベランダにいる姫野の映像に様々な場面が走馬灯のように駆け巡る演出および姫野が何かを語り掛けてくるシーン（アニオリ）カット
- アバン終盤やAパート序盤の数秒カット
- コベニが沢渡の首に包丁を突き付けるシーンのBGMカット
- パワーがゾンビに名前を宣言し戦闘に入る場面のBGMがコミカルなものに変更
- エレベーターのシーンで電光掲示板の階層を映す場面などをカットし短縮
- サムソと対峙したデンジがエレベーターから降りるとき、エレベーターの床とビル通路の床の足音がよく響き鮮明なものに変更
- サムソ「嘘つくんじゃねえ」から始まるBGMカット
- サムソと戦闘になる場面のBGMを「KICK BACK」に変更
- デンジが電車に落下した瞬間の声追加
- デンジとサムソが電車の上でする会話40秒ほど（アニオリ）カット、および戦闘再開時のデンジのセリフ変更、サムソは無言に
- 電車の屋根での戦闘シーン短縮
- 電車内のアナウンス（原作通り）カット
- 逃げ遅れた女性と居合わせる場面でBGM終了（放送版は継続）
- デンジ「禁止にしようぜ～」に対するサムソの「ほざけ」（アニオリ）カット、原作通り無言に
- 折れたチェンソーが映る場面カット
- Aパート最後の上空から電車を映すシーンカット
- サムソが腕を縛られている場面のワンシーンカット
- アキがタバコを取り出し眺めるシーン短縮
- デンジ「そりゃもちろん」後に二人がサムソに向かっていくシーンおよびサムソのセリフ（アニオリ）カット
- 事件が終わりヤクザたちが連行されるシーンでコベニやパワーなどが映るアニオリをカットし、原作通り天使のシーンだけ抜粋
- このシーンでのBGMの音量が抑えられ、サムソの呻き声が聞きやすく
- アキ「天国まで聞こえるか？」で蹴り上げられた金玉の効果音がずっと反響し、「鎮魂歌だ」で空が映るシーンまで続いている
- EDはスタッフロールのみで映像なし、総集編はここで終了しちぇんそーびよりへ
- Cパート開始からアキがベランダでタバコを吸うアニオリカット
- デンジの夢のシーン（原作通り）カット
- レゼのシーンカット
あくまで目で見てわかる部分、音声もセリフなどわかりやすい部分だけを上げてるよ！
まとめ
今回の総集篇、テレビ放送のために必要だった各話の尺調整部分も含め、テレビ放送版で追加されたアニオリ部分がほぼ削られていることが分かりました。
カット・変更されていたセリフや演出も原作に忠実になったので、原作ファンから評価が高いのもうなずけます。
PrimeVideoやNetflixなど各種配信サイトで配信されているので、気になった方はぜひレゼ篇前の予習に視聴してみてはいかがでしょうか。
それではっ！