【ジャンプラ土曜日感想】9/27来見沢善彦・大人大戦など

この記事では9月27日土曜日にジャンプラで更新された作品のうち、
- 『来見沢善彦の愚行』第4話
- 『大人大戦』第23話
- 『このクラスにギャルはいない』第31話
- 『野球・文明・エイリアン』第18打席
以上4作品の感想をまとめています。
ぜひご自身の感想と照らし合わせて読んでみてください。
この記事は作品のネタバレを含みますのでご注意ください!

『このギャル』『野球・文明・エイリアン』は新キャラ登場、『大人大戦』はあの人物が再登場とキャラで盛り上がる土曜日でした!
来見沢善彦の愚行 第4話
今回は来見沢の担当編集小島にフォーカスされた回でした。
そんな『来見沢善彦の愚行』第4話で注目したポイントを以下にまとめました。
唯一の癒し?編集部の一面
開幕から某大御所声優を彷彿とさせる口調の副編集長が面白かったです。
2話でもそうでしたが、
エピソード冒頭に挟まれる編集部での一幕が作中で唯一安心して読める瞬間のような気がします。
ゴーストライターの余波がいずれこの編集部にも波及してしまうのではないかと今から戦々恐々です。

出番はわずかであるもののユニークで愛らしい編集部の面々、これからも癒し要素であってほしいです…。
来見沢の電話相手
おそらく来見沢のモノローグシーンであるため相手は来見沢自身でしょう。
回想シーンに入る場面で背景を黒く塗りつぶす手法は手塚治虫が始めたことと言われています。
前回までは畑を利用することへの後ろ暗さと自身の善性がぶつかり合うような対話でした。
ですが今回は作品の制作環境を気にしている様子。
来見沢の悪事ではなく畑と小島、漫画家と編集者が同じ方向を向いていないことを心配するかのように指摘。
ことが進行している以上善玉の来見も早く連載が終了したほうが都合がいいのでは?と思うのですが、やはりプロの漫画家。
傑作の卵である『BALAL』が不完全燃焼で終わってしまうことを良しとしていなさそうです。
それは来見沢本人が懸念していることでもあるので、本人の意思が内なる善性を侵食していないか心配です。

来見沢の善性にはいつまでも対等な対話をしてほしいです。
会社員小島の静観と情熱
『BALAL』の真実を知り最低限のやり取りのみに留め静観を決め込む小島ですが、これは致し方ない。
田舎へ仕送りをし、送られてきた野菜のお礼の手紙を書く小島。
「体を壊さないでいてくれることが何よりの応援」
親孝行な良い息子すぎます。
両親のためにもつつがなく会社員を続けたいと願う小島の意思を尊重したい。
畑の後ろ5ページ描き直したい発言にキレるのも当然。
しかし畑の修正案を聞いて一転描き直しを許可する小島の漫画編集者としてのプライドと情熱を感じます。
来見沢の預かり知らぬところで起きた今回の騒動がどう転ぶのか注目したいです。

小島と畑の壁が取り払われそうな展開。次回も楽しみです!

大人大戦 第23話
今回は赤松との対話が中心の回でしたね。なにやら伏線も蒔かれている気がします。
そんな『大人大戦』第23話の注目ポイントは以下にまとめています。
一等大人と特定職業の特権
20人ほどしかいない一等大人ですがその素性が知れているのは数人のみとのこと。
アイドルやスポーツ選手を除けば一般人とはいえ数えるほどしかいない特権階級の詳細が不明なのは何らかの力が働いてるとしか思えません。
また芸能人などは申請した時間だけカメラが認識しなくなる「オフライン」という機能を使えるとか。
オフラインとノットファウンドの違いを説明した後に犬飼の先輩のガーデンに映る「Not Found」は意味深。
一等大人に身分を隠す特権があるなら、自分のガーデンを常にカメラ外にする特権もあるかもしれません。

身の回りの大人階級しか気にしないという赤松の発言も伏線かも…。
浦島と赤松の友情
赤松はあいかわらず努力家で応援したくなりますね。
ガーデンでの評価が上がっていると喜びを隠しきれない顔をするし、浦島への感謝を示す場面で終始照れていたり。
頭は良くても友人偏差値は小学生で止まっているから実年齢より幼く感じられる面が可愛く思えて癒されるのかもしれません。
東大生として知識面で頼りがいがあるため、就活が終わっても浦島とつるんでほしいです。

浦島と赤松、別ベクトルの癒しキャラ二人の今後に注目!
流川軍団再登場
一等大人の話題を出してからの流川軍団再登場とはうまいですね。
また浦島とバチバチにやりあう展開になるのでしょうか。
個人的に一等大人を前に赤松がどのような反応を示すのか気になります。
二次試験では浦島と敵チームだったので、協力して流川軍団に立ち向かう展開だと熱いです。
もしかすると流川軍団以外の新たな脅威が登場し、流川らと共闘する可能性もあるかもしれません。

流川軍団がどう動くのか、次回も気になります!
このクラスにギャルはいない 第31話
連載1周年おめでとうございます!
このタイミングで新キャラ登場は嬉しいかぎりです。
記念すべき『このクラスにギャルはいない』第31話のポイントをまとめました。
お嬢様系庶民登場!
林間学校のお野菜係として初登場の江戸川蘭子さん。
この物語はなりたいものの姿になりきっている高校生を描いているので、庶民だろうとは一発で分かりました。
あくまで普遍的な庶民で貧乏ではなさそうなので安心。
同級生と初めての寄り道ということは1年のときは注目されつつも浮いた存在だったのでしょうか。
七瀬さんたちとは気が合いそうですし、2年生からでも七瀬さんたちに会えてよかったですね。
それにしても大物ミステリー作家然としたお名前ですが、Web小説を書いているとのこと。
この設定が今後のストーリー展開を彩ることがあるのか、注目です。

恋愛軸を強くしてしまうと終わりが見えてきそうだったので、日常シーンを豊かにする新キャラ投入で一安心。
男子組にも新キャラくるか?
七瀬さんと間宮くんのクラスが分かれたということは、間宮くんのクラスも同じように描かれる可能性があります。
もちろん物わかりのいいモブたちとの交流で済まされるかもしれませんが。
七瀬さんが間宮くんたちに江戸川さんを紹介する流れはありそうですが、それとは別に間宮くんサイドにも新しい友達キャラを期待したいです。

良い子は何人いてもいいですからね。次回以降に期待!
野球・文明・エイリアン 第18打席
こちらも新ヤルル登場!
今回はヤルルならではの野球の技術に踏み込んだ回でした。
そんな『野球・文明・エイリアン』第18打席の注目どころを以下にまとめました。
金属をつくってたヤルルの名前判明
金属を作っていたヤルル「コウガ」に投球フォームを指南するにいな。
ヤルルの体の特徴を生かした人間にはできない魔球が生まれる。
体の構造が違うヤルルによる既存の野球にはないスタイルが描かれるのもこの作品の醍醐味!
野球の文化や技術だけではなくヤルル向けの新しい野球も開拓していく目新しさが面白い。

宇宙人に合わせた野球そのものの開拓を描くのは目からうろこです。
捕手志望の新ヤルル登場!
見た目も中身もおっとりしている「ヨウス」が新登場!
予想通り男ヤルルは増えるたびに特徴的な子になっていきますね。
にいなの捕球姿を見て興味を示した様子。
コウガはピッチャーになるかは不明ですが、着実にポジションが埋まってきていますね。
ヤルル用のキャッチャーミットを自作しているにいなはさすがです。
ヨウスは左投げのようですが左投げの捕手は地球人だとデメリットが大きく珍しいんですね。
ヤルルにはそのデメリットを跳ねのける特徴があるのでしょうか。

ヤルル用の魔球を生み出したにいなの手腕に注目!
まとめ
今回の土曜連載陣は特定のキャラにフォーカスしたお話が多かったですね。
彼ら彼女らが次回以降どのような動きを見せるのかに注目していきたいです!
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