【第1話感想】『金のなる森』は面白い?ジャンプラ新連載の作者は?
11月3日(月)、ジャンプラにて新連載『金のなる森』が始まりました!
11月に始まる新連載2作の第1弾となる今作。
原作者である俵京平氏の情報や『金のなる森』の感想などをネタバレを極力抑えてまとめました!
ぜひ新連載を読む際の参考にしてみてください!
作者情報
デビュー作:『左右平等主義(読切)』(ジャンプ+)
他作品:『恋獄の都市』(ジャンプ+)
『IGNITE(読切)』(ジャンプ+)
俵京平氏はジャンプラで読切2本、連載を1本経験しているものの、2020年の『IGNITE』以降活動の形跡がありませんでした。
そんな中約5年ぶりに新連載『金のなる森』を引っ提げてジャンプラへと帰還することになりました!

画力の高さに定評のある方なのでまた新しいマンガを読めることがうれしいですね!
あらすじ
エルフはその長い寿命をもって森の中で平和に暮らしていました。
しかし彼らが長い年月を森の中で過ごしているあいだに外の世界では科学技術が発達。
人間はエルフの魔法を上回る武器を手にすることでエルフを捕らえ、奴隷として売買するようになりました。
そんな中長らく”森の外”で貿易の仕事をしていたエルフのロドリはある目的のためミィの案内でエルフの森へ向かう。
そこで彼らは炎に包まれるエルフの森を目の当たりにし、生き残ったカルを除いてエルフたちの姿はなかった。
傷を負いながら仲間を助けに行こうとするカルを自殺行為だと冷静に諫めるロドリだったが、目的のためという名目でエルフたちが連れ去られた奴隷市場へ向かうことに――
感想
『金のなる森』を実際に読んで特に注目すべきポイントをまとめました。
人物の絵がきれい
1話時点での主要なキャラクターが見目麗しいエルフの今作ですが、その設定に説得力を持たせている画力の高いキャラクターデザインに惹かれます。
笑顔や絶望といったキャラクターの表情表現も上手く小さなコマに至るまでキャラクターたちを目で追ってしまいます。
人物の絵の上手さは登場人物が多くなるほど人気キャラクターが誕生しやすいなど有利になるポイントの一つです。

最初に読むとっかかりとしても画力の高さは大事な要素ですね。
世界観と日常のギャップ
導入こそエルフが奴隷として捕らえられる場面は重く感じられますが、ロドリとミィのやりとりは軽快で読みやすいです。
2話以降もエルフと人間の対立を描く可能性が高く、重い展開を中和するようなコメディ要素を日常シーンで描くスタイルが面白い。
この後ろ暗い世界観とメインキャラのコミカルな日常とのギャップがストーリーを魅力的に盛り立てています。
また、ラストで示された主人公の秘密によってが今後の展開をどう転がしていくのか気になる引きも上手いです。

エルフと人間、そして商売…この要素がどう絡み合い展開していくのか気になります!
今後に期待すること
第1話を読んでみて、2話以降の展開に期待したいポイントをまとめました。
エルフと人間の対立&主人公の立場
1話の展開からエルフと人間の対立が今後も描かれる可能性は高く、秘密を抱えたロドリがどのような立場で話を進めていくのか。
『金のなる森』のタイトル通り今後商売の要素をどうストーリーに絡めていくのかに注目です。

『金のなる森』とはおそらくエルフの森だと思いますが…ここを拠点にどう展開していくのでしょうか。
物語を盛り上げるキャラクター
1話時点では人間サイドのレギュラー級キャラが未登場なので、今後商売仲間や取引相手としての登場に期待です。
エルフ側も長老会など底の見えない面があり、味方サイドに見えるエルフも一筋縄ではいかなそうな点が気になります。
エルフの森が巨大なのか複数あるのかも気になりますね。

エルフを善、人間を悪として描くのかそうでないのかは今後の新キャラ次第ですね。
世間の評価
ジャンプラでのPV数は公開から20時間で45万を突破しています。
現在月曜日のランキングでは『ケントゥリア』を越えて1位となっており、新連載としては上々の出だしとなっています。
まとめ
ジャンプラでの連載経験のある俵京平氏待望の新連載。
上質な人物の絵とファンタジックな世界観が引き込まれる第1話でした。
『SPY×FAMILY』を筆頭に『ケントゥリア』や『ドラマクイン』などPV数の多い作品がひしめく月曜日ですが、そこの風穴を開けられるのか必見です!
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